オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

パントマイムでピアノ・レッスン!?

ピアニストの方の個人レッスンを始めさせていただきました。



えっ!?
JIDAIってピアノ弾けるの?


ですよね。
もちろん、と言いましょうか、全く弾けません。。。
鍵盤のミやソの位置すら、ドから数えないとままならない状態です。
あぁ、なんてこと!!



では、何をレッスンするのか?

ストレッチや筋トレ?
セルフ整体?
呼吸?
感情の作り方?



いえ、あくまで演奏。


もちろん、音楽的解釈といったようなものではありませんよ。
全くの門外漢ですから。



これは<オーガニック !!レーニング>の「動作スキル」クラスにあたりまして、


演奏あるいは音を出すにあたっての、身体の遣い方のレッスンなんです。


実際にピアノを前にしてのレッスンになりまして、
ちょっとした身体への意識の仕方を伝えては、短いフレーズを演奏していただき、
身体の感じや音の感じを感じ取っていくというものです。



感のいい方なんでしょうね、1つ目の内容からすでに大きな違いを感じていました。
身体が楽で、無駄な力をつかっていない感じになるということや、音が全然違ってくると。


音は伸びが違うでありますとか、ボリュームと言うんでしょうか?響き方が違うと。



この方、女性ですけれど、10月の演奏会で
リスト(=ホロヴィッツ)の「ハンガリー狂詩曲第2番」
に挑戦されるとのことで、私なんかは何のことやらさっぱりなんですけれど、かなりの難曲だそうですね。

彼女曰く、とのこと。


リストの原曲でも相当に難しいのですが、今回演奏するのはホロヴィッツ(超絶技巧を誇るロシアのピアニストで、20世紀最大の巨匠と言われている)による編曲版でして、音量・重厚感・スピードが後半に進むにつれ凄まじくド派手になっております。


かなりパワーのいる曲なので、プロでも女性が演奏しているのは見たことがなく、私にとってもどこまで速く切れ味鋭く弾けるか、一大挑戦


とのこと。



まだ回だけのレッスンですし、2週に回のペースなので(あさってが2回目)、10月の演奏会までそれほどレッスンを持てないのが残念ですけれど、
それにしましても、全く初めての身体への意識の仕方であるにもかかわらず、
身体も音も格段に良くなっていますから、

この難曲も・・・いやぁ~!期待が高まりますねぇ。






マイムから心と身体の平和を


オーガニックな(生きた)カラダに  http://jidai.mond.jp/