オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

身体に楽しんでもらいません?

エネルギーに満ちて、伸び伸びとした身体遣い。


そうすれば、必ず身体が楽しいと思ってくれると思うんです!


けれど、それは身体を動かす楽しさとは、ちょっと違うと思っていただきたいのですね。
身体を動かす楽しさというのは、頭が楽しいと感じていることで、身体自体が楽しんでいるかどうかとは別だと思うからなんです。


私の言う、「身体が楽しいと思ってくれる」と言いますのは、頭でどう感じるかではなく、身体自体が歓び、あるいは悦びといったものを感じてるかどうかなんですね。


分りづらい???


少なくとも、運動した後のビールを楽しみにするような、身体遣いではありません~(笑)


と、冗談はさておき、身体が楽しいと思ってくれるような身体遣いといいますのは、小さな子どもの身体遣いとも言えるでしょうか?全身の関節がどこも詰まること無く、身体全体がひとつにまとまって動くことなんですね。
これはたとえではなく、本当に手の指先から足の指先まで、頭の先も含めてほんとに、ぜ~んぶ!がひとつになること。


小さな子どもって、何でも全身で目一杯やってる感じがしませんか?筋力が無いから部分的な力に頼れない、ということもあるんでしょうけど、全身を使うことが楽しい、自分の身体が楽しんでいることを、味わいたいんじゃないのかな?と思ったりもします。


ところが、気がついた時には、そういう身体遣いをしなくなってしまう。出来なくなってしまう。
残念!
私ももれなく、残念!でした~(笑)


といって、子どもの頃を思い出しましょう!というのではありません。
それこそ気持ちばかりで身体がついてこないですし、そもそも、私自身そういうテンションの上げ方にはついていけません。完全に引いてしまいます(笑)もちろん、人にも勧めません~。


では、どうしたら身体全体がひとつになって「身体が楽しいと思ってくれる」ような身体遣いが出来るのか?
エネルギーに満ちて、伸び伸びとした身体遣い・・・分ったような分らないような???ですよね。



こればかりは、体験せずに分ることはないのですが、お腹が充実した状態である、というのは間違いありません。(その意識があるかどうかは別ですよ。)


そして、あらゆる関節が伸びやかに。遠心性の開放されていく力がかかっている状態ですね。でいながら、求心性の閉じていく力もかかる。そういうものが同時に全身のあらゆる箇所で成り立っている状態。


一見、ゼロ状態。
けれど、何にも無いゼロではなく、プラスとマイナスが拮抗したゼロ状態。
(そういえば、ゼロ磁場なんてありましたね。http://blogs.yahoo.co.jp/mime_jidai/1746244.html


なんだか、また分らなくなってきましたね(笑)


まぁ、脱力した状態ではないということです。本当の意味でのリラックスですね。
リラックスして、好きなように力の強弱をコントロールする。
そんな感じです。


もちろん、私自身もこれは常に課題です。
質を上げること。いつでもそうできるようにしていくこと。
マイムのクラスでも、ここはとても重視しています。
といいますか、これ無くして、オーガニックマイムは成り立ちませんから。


で、身体が楽しいと思ってくれるような身体遣いは、もちろん健康にもいい。にもいい。
もちろん、身体表現力にもいい!

いいづくし!


健康のために運動しましょうなんていいますけれど、運動なんて大事ではありませんよ~。
(おっ、こんなこと言って大丈夫か?)
(そういえば消耗運動なんていうのありました。http://blogs.yahoo.co.jp/mime_jidai/41625564.html

      



身体が楽しい!と思ってくれるように動くこと、ぜひトライしてみて下さいね。
目指せ、ゼロ状態!
よく分らないなぁ、という方はクラスにどうぞ~。宣伝、宣伝~(笑)







「骨を意識して、心と身体が納得する動きを見つけませんか?」


   

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