オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

身体が柔らかいと力みやすくなる!?

ストレッチは身体にいい
 
身体は柔らかいほうがいい
 
 
と、一般的には全く疑いなく思われていますよね。
 
 
 
けれど、先日、こんなことをSNSで挙げました。
 
 
 
「エネルギーの通し方を無視したストレッチは、

力みの温床。」
 
 
 
 
といいますのも、
これまで長年不思議に思っていたことがあるんです。
 
 
それは
身体が柔らかく、普通から見ますと
羨ましいくらいに動ける人が、
 
 
なぜか、
エネルギーの通った動きが出来ないのです。
 
 
 
そういう人を
何人も見てきました。
 
 
多くは踊りをやっている(やっていた)人です。
 
 
 
一般的に、踊りは柔軟性が重視されますから、
故意に、あるいは無意識に
力を逃がしてしまうのかな?
と思っていたのですが、
そうとばかりはいえないようなんです。
 
 
 
いわゆる身体が柔らかいといいますのは、
関節の可動域が大きいということなんですけど、
それは、
関節を締めることが苦手
ということに、なりやすくなるんですね。
 
 
 
 
関節が締まらないと、どうなるのか?
 
 
 
力は、柔らかい筋肉ではなく、
固い骨を通して伝える必要があります。
 
骨と骨をつなぐ関節がゆるいと、
そこで力が逃げてしまうんですね。
 
 
 
 
それゆえ、
エネルギーの通った動きにならないわけです。
 
 
 
 
柔らかい分、一見大きくも動けるのですけど
その大きさは、関節がゆるいままだからであって、
関節を締めてしまうと、
本人は全く動きの感覚が違ってしまいますから、
締められないんです。
 
 
 
踊りのように、
本当の力を発揮する必要のないときは
見た目、大きく動けるので、良さそうには見えます。
 
 
 
ところが、
本当に力が必要な場面や
アートマイム/オーガニックマイムでは
問題になります。
 
 
 
エネルギーが通っていない動きでは

意味がないからです。
 
 
 
 
そうしますと、その関節のゆるさを
何か別のことでカバーする必要が出てきますよね。
 
 
何でカバーできるか?
 
筋肉しかありません。
 
 
それが力みなんです。
 
 
もちろん、関節を締めるのにも
筋肉は使うのですが、
その場合とは
違う箇所・使い方になってしまいます。
 
 
 
関節では力が逃げたままで

力を通そうとするわけですから、

筋肉を骨のように固くする必要が出てくる。
 
 
 
 
筋力に頼った、力の出し方。
 
力みですね。
 
 
 
 
身体を柔らかくすると
上手に力が抜けて
力まなくなりそうですけど、
かえって、危険。
 
頭の片隅にでも。
 
 
 
 
 
次回開催日決定!
 
8月3日(金) 21時〜22時
       

『マイミクロスコープ 


〜夜のアートマイム劇場〜』
 

 
 
 
 
 
ワークショップ
 
 
 
 
4月8日 

『つながる
https://www.facebook.com/events/311248099365907/

 
 
4月15日 

『重心移動と肩甲骨
https://www.facebook.com/events/192706337988195/

 
 
 
4月15日 

『原始歩き&アーシング
 

4月22日 

『自分の身体を取り戻す

5月13日 

『走り

 
 
 

5月20日 

声(音)を身体に響かせる
 
 
 




 
 
レッスン
 

Body,Mind&Spirit 

本当の自分の身体は天才だ!

 
 
 
 
 
 
 
 
マイムから心と身体の平和を


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