オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

普段の美声が、大きな声で活かされないのは、なぜ?

私の知り合いの男性、
普段の声はとても素敵です。

体全体に響くような声です。


で、その方が、ご自分の指導するワークに
大きな声を出すことを取り入れているんです。


当然、いい声を出されると
思いますよね?


ところが、
喉を締めた、がなる感じの声なんです。


せっかくの美声はどこへ?




これは、とてもいい例だと思うんです。


以前からお話していますけれど、


ボディワーク系の

緩やかな状態で、身体の使い方を良くするものが

それだけでは、足りないということ。



ボディワーク系のものは、重要なんです。
私も取り入れています。

けれど、それだけでは、
全くもって不足ということなんです。


パワーを出そうとしたとき、
その緩やかな状態での身体の使い方では

通用しないからです。



例に挙げた男性の声の
普段の喋りと大声の違いのように、

例えば、「歩く」と 「走る」では
全く違う運動です。


いえ、同じ「歩く」でも
ゆっくりなのか、早足なのか?

「走る」でも
ジョギング程度か、全力疾走なのか?


これも、全く違う運動なわけで、
それに見合った訓練が必要なんです。



ただ、そんなこと言い出したら、
行なわなければならない訓練が、
多過ぎて訳が分からなくなりますよね?


けれど、そうなんです。


何か、
「これをしていたら、いい。」
なんてものはないんです。


ボディワークを受けていたら、
それで全て身体の使い方が良くなる
ということではありません。


それは幻想です。


(何度もいいますけれど、
ボディワーク的なものは重要です!)



大きなパワー、スピードを要するものと
どう向き合うか?

その向き合い方が、
緩やかな動作にも影響します。



最後に。

最も重要なことは、

「全身を使う」とはどういうことか?

と向き合うことです。



ご縁がありました、
一緒に向き合っていきましょう。





次回 アートマイム公演 特別企画 !!

6月30日(日)14~17時(予定) @シアターX(カイ)


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『月刊秘伝』4月号(発売中)
 
4月号(発売中)の 第9回「音感覚に身体は支配されている」では
武術系雑誌では異色の、演技の写真をもとに、身体の使い方・意識の使い方をお話しています。

武術関係の方だけでなく、踊り、芝居、フィギュアスケートなど、表現者の方に
読んでいただけたらと思います。






ワークショップ





4月7 

『声(音)を身体に響かせる





4月14日 午前

『表現力 〜内面と呼吸〜
https://www.facebook.com/events/485490055310405/



4月14日 午後

『眼球ワーク
https://www.facebook.com/events/797541987245330/


4月21日 

『走り 〜最適・快適から最速まで〜
https://www.facebook.com/events/231256011037442/



4月21日 

原始歩き&アーシング





4月28日 

『視野と瞑想と身体
https://www.facebook.com/events/518346988693790/



4月28日 

『屋外版 トーラス呼吸〜エネルギーワーク〜




4月30日 

『エネルギーと脱力 〜響声を活用して〜
https://www.facebook.com/events/508619003002631/



5月11日 

アゴと重心、そして脱力





5月12日 

『重心移動と肩甲骨
https://www.facebook.com/events/515879355604083/






5月19日  

『声(音)を身体に響かせる

https://www.facebook.com/events/454791765259025/



5月25日 

エネルギーと脱力 〜響声を活用して〜



5月26日 

『パンチ・突き・手刀〜力まない腕・肩〜







レッスン


Body,Mind&Spirit 

本当の自分の身体は天才だ!







マイムから心と身体の平和を


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