マイムは声を出しませんでしょ?
けれど、喉(のど)はとっても大事。
と言いましても、風邪をひかないように、といったことではないんですよ。
呼吸のため。
呼吸と言いますと、腹式呼吸でありますとか、胸式、逆腹式とありますよね。
(実は、もうひとつ大事な呼吸法があるのですけど、分かりづらいので、今回は取り上げません。あしからずです。)
どんな呼吸法でも構わないのですが、喉が緊張してしまっては、意味がありません。
軽い体操みたいなものでも、よく、
「ゆっくり吸ってぇ~」「ゆっくり吐いてぇ~」
早い動きでも、力を出すようなものでも、
「息を止めないでぇ~」
って。言葉は簡単ですけど、実際、どの程度出来ているの?か、分かりづらいと思いません?
○○式を意識するあまり、お腹は膨らんだり、引っ込んだりしているにもかかわらず、息苦しくなってしまう・・・どうなのかしら?
って、思いますでしょ?
自然に呼吸した方が、よほどたくさん吸えるような気がしませんか?
ただ、この「自然」というのが、クセモノですね。
自然では、いい呼吸になっていないからこそ、○○式を意識するんですものね・・・
ふ~ぅぅ。。どうしたらいいの~ぉぉぉ???
私のクラスでは、喉といいますか気道を意識してもらうようにしているんです。
喉、気道を太く柔らかく。
で、そのために重要なのは、喉で息をしないこと。喉は通り道と考えた方がいいのです。
そっ!通り道は広く、障害物が無い方がいいですものね。
スムーズに通しましょ。
みなさんも、運動をしている時や、家事をしている時にでも、ちょっとこのことを思い出してみませんか?