オーガニックマイムJIDAI の「身体」「表現」考

オーガニックな身体の使い方、表現についてのいろいろ。時々、甘いもの。

ピラティスとプラスアルファ

体を鍛えるといいますのは一般的には、心肺能力を上げるでありますとか、筋力をつけるということですけれど、もうひとつ忘れがちながら、私が最も大事だと思いますことは、いつも申しておりますけれど、



動き方!!!



ピラティスのような元々リハビリだあったものなどは、本来動き方を鍛える方法の1つですね。


動き方の鍛錬といいますのは、練習メニューが外から与えられたとしましても、非常に内的な作業になりますから、体がきついというよりも、精神的にきついと感じることが多いと思うんです。


ですから、一般的な運動と比べまして、終った後の爽快感がない。。。


達成感も得られずらいんですよね。


とても地味ぃな作業ですね。


ピラティスは多くの人がやっているようですけれど、とても大変だなぁと思います。


まぁ、JIDAIオーガニックマイムも、体の動きだけを捉えますとほぼピラティスですし、さらにそこに芝居的表現が必要になってきますから、内的も内的で、爽快感や達成感なんてとてもとても、、、という感じなんですよね。



多くの方のピラティスの目的はそれぞれでしょうけれど、痩せる、キレイな身体になる、コアをつくる、動きを良くする、といったところでしょうか?


JIDAIオーガニックマイムの場合は、もちろん、ピラティスのようにそれらを直接の目的としてはいない分、目に見える成果は遅いかもしれませんけれど、当然そうなっていくんですよ。



JIDAIピラティスをやっている人には、ピラティスをやっている人のように見られますし、ヨガをやっている人にはヨガをやっている人のように見られます。ダンスをやっている人にはダンスをやっている人のように見られます。


マイムをやっているようには見られません。
当たり前ですね。何しろマイムが超マイナーですから、考えるはずもありませんものね。


まぁ、それはともかく、動き方を鍛えるという作業は、体を鍛えるというよりも、心に及ぼす作用が大きいものですから、一般的には避けられがちだと思うんですけど、ピラティスはどうしてあんなに流行っているんでしょ?


よほどの目的意識を持っていませんと、長続きしづらいと思うんですけど。。。
もちろん、良いことはわかりますけれど。



で、ちょっと話は飛びまして、オーガニックマイムでの動き方の鍛錬には、ピラティス的なリハビリ系のものだけではなく、武術的な動き、つまりナンバであったり二軸であったりの動きを身に付けていくということも、非常に大きな要素になってくるんです。


これは身体を動かさずに動かすということのためには、欠かせないと思っているんです。


この精度を上げていくことが、表現力の向上には欠かせないんです。


このお話はまた改めて。