ここのところ、何人かの人から
「脚、細くなってますよね？」
栄養が足りなくて、痩せたのではありません（笑）
思い当たるところがあるんです。
そのひと月前くらいから、
脚まわりにかかわる練習で、
自分でも「これだ！」と思うものを思いついて
取り入れるようになっていたんです。
細くなろうと思ってではありませんよ（笑）
何を目指したのかといいますと、
股関節づかいの精度を上げる、なんです。
厳密にいいますと、
西洋の身体としての股関節づかいの精度を上げる。
元々、脚は太くはないのですけど、
（学生の頃は、ひどいO脚で足首もむくんでいましたけど…）
和の身体をしっかり身につけようとやってきたところを、
最近は、西洋の身体に比重を置いた練習を多く取り入れているんです。
和でも細くはなるのですけど、西洋だとより細くなるといった感じでしょうか。
特にスネの部分？
私にとって理想なのは、チーターなど猫系の身体、動き。
猫系って、腕や脚がムチのようじゃありません？
身体の末端ほど細くなるのは自然なこと。
和の身体でも十分ではあるのですけど、
よりセンターライン、中心軸にエネルギーを集めることで
脚が細くなる。
西洋の身体のほうが、効率がいいのです。
（軸の形成のされ方が、和と洋では違うのかもしれません。）
私は、
「細くなりますよ！」
と謳ったワークショップを開催することはありませんけれど、
細くなることを目的にクラスに参加されることは、歓迎します。
参加していただければ、軽やかに伸び伸びと動ける自分を
体験すること自体に、楽しさを覚えていってもらえると思うから。
身体と向き合う楽しさを味わっているうちに、
自然と細くなるならば、
その細さは、自分にとっての自然。
その細さも、自然と保てる。
何しろ、いい動きをした結果として生まれた細さだから。
細さを保とうという余計な気持ちがいらない。
で、しかも、美しい歩き方、立ち姿になっているはず。
自然に。
さらに！健康にもなっているはず。
巡るべきものが停滞せず、巡るようになりますから。
自然に。
不自然に何かをして、一時的に実現できても、
それを保つために、また不自然を重ねることになります。
自分の身体に嘘をつかせ続けるのは難しいと思うんです。
自然を味方にしたい。
で、そのほうが、楽！
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