運動やボディワーク、古武術ワークでも、身体を使っている時の
自分の顔、どんな表情しているか知っていますか?
頭、顔も含めて身体なんですけど、
身体の使い方を気にする際に、つい忘れがち。
目も重要ですけど、きょうは頭と顔のお話。
頭と顔は身体の中でも
「こころ」との結びつきが強いんですよね。
例えば、古武術的ワーク。
力を抜いて相手を動かすようなもの。
身体の使い方を気にしていると、うまくいかなくて、
気にするのをやめたときなど、ふとうまくいってしまうこと、
経験されたことある方もいるかと思います。
身体の使い方を気にしているときって、
要するに頭で考えているので、
頭や首、顔が、身体から切り離されて、
簡単に言いますと、固まってしまっているんです。
固まりますと、エネルギーはそこでストップしてしまいます。
停滞が起こる。
これは、心がやるべきことに向かっていないということです。
自分の身体を単なる道具として扱っていて、
だから、本来なら身体である頭や顔を置き去りにしてしまう。
心と結びつきの強い頭や顔と、首から下の身体に
分かれてしまうんですね。
それにですね、
頭や顔がリラックスしていなければ、首から下の身体も
当然リラックスの質は下がります。
首から下の身体の使い方ではなく、
頭も顔も含めた、身体全体でその使い方を気にかける必要があります。
そうしますと、自ずと
身体に心が宿ります。
辛い表情をしていれば、身体全体が辛さを感じます。
楽しそうな表情をしていれば、身体全体が楽しさを感じます。
頭や顔は身体の現れであり、心の現れです。