姿勢のお話、前回の続きです。
バレエでは、物の見事に横から見て垂直!
(特に写真は載せませんので、気になる方は調べてみて下さいね。)
多くの人が、良い姿勢の見本にする姿勢です。
ところが、日本舞踊や能では基本姿勢が違うんです。
まずは、能の方のページを2つ紹介。
【知っているとより楽しめる!「能」の“型”と“動き”大研究ー基本姿勢】
どうですか?
かなりの驚きがあるのではないでしょうか?
真っ直ぐに立つんじゃないの???
ですよね?
この姿勢、本当に基本姿勢か?と言いますと、
能の体験受講をされている方々の姿勢を見ますと、
よく分かります。
【能は難しいけど面白い!──和文化部「春の能楽コトハジメ」開催レポート】
間違いなく、このような姿勢として指導しているんですね。
バレエの世界から見ますと、およそ考えられないと思うんです。
むしろ、バレエでは悪い姿勢になると思うんですよね。
日本舞踊では、こちらが面白いです。
この右から2番目の「つり腰」が“正しい姿勢の腰”となっています。
能ほどの極端さはありませんけど、同じ傾向にあります。
(一番右の「常の腰」ですら、バレエほどの垂直さではありませんね。)
ところで、能にしても日本舞踊にしても
膝を曲げるからバレエの真っ直ぐとは違ってくるのでは?
と思われる方もいらっしゃると思うのですが、
能の体験受講の皆さんの膝、見るとどうでしょう?
皆さん伸びています。
皆さんは、これ、どのように考えますか?
私も次回まで、考えてみたいと思います。
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