踊りを熱心に…
それも身体の構造を積極的に学び、
専門のトレーナーにまでついて、動けるようにしてきている方。
「トレーニングによって
個別に筋肉のスイッチを入れる・使うは
出来るようになってきたが、
踊りの実際になるとすべて吹っ飛んでしまう。」
「身体を統合して使う感覚が育っていないからでは？」
と、ネットでいろいろ検索していく中で、
私のこのブログに行き当たり、
さらに、私の動画を見て、
ワークショップ受講を決められとのこと。
（かなり、厳しい目を持たれた方でしたので、嬉しいですね。）
（反面、レッスン内容がこの方のお目に適うものでなかったら…
という不安も。。）
よかった。。
ワークショップで、目から何枚ものウロコが剥がれ落ちたと、
大変喜ばれていました。
「何よりの収穫は、
股関節に隙間を作る意味が動作的に理解できたこと」
とのこと。
この「股関節に隙間を作る」は、
バレエの先生に、ずっと言われてきたことらしいんですね。
他にも「脚を上げるときには、付け根を引き込むように」と。
けれど、その言葉だけが頭に残っているだけで、
身体のほうは、理解からは遠かった。
どこのレッスンでも、よくあることですね。
さらに、この方は、
内転筋が使えていないことで、鍛えたり、
大腿筋膜張筋が硬くなってしまうので、ほぐしたり
とされてきたのですが、
この日のワークショップ【力まない下半身】での
股関節の扱い方を実践していただいたところ、
内転筋が自然とスイッチが入り、大腿筋膜張筋も緩んでくることに
驚きとともに、大喜びして下さいました。
「こんな、簡単なことで？！」
「今まで、何をやってきたのだろう・・・」
さらに、
「股関節の構造は知っていたはずなのに、
動きについての本当のところは、
よく分かっていなかったのだなぁ。。」
この方と同じように、これを読んで下さっている方には、
身体のことを熱心に学ばれていてる方が多いと思います。
ところが、やはり、この方のように
“身体を統合して使う”
に辿り着かない方も多いのではないでしょうか？
今回の股関節のように、
身体の部位をどう扱うかによって、
全身の統合された動きになることもあれば、
“ただ勉強としての動き”
にしかならないことがあります。
統合された動きは、
経験する他ありません。
頭では、決して理解に辿り着かないのです。
もっともらしい勉強の先にあるわけではないのです。
私も、もっともらしい勉強はしてきました。
（整体師であり、NSCA-CPTというトレーナー資格も随分前に取得しました）
けれど、“それはそれ” なんです。
“それはそれ” と知っているからこそ、
本当に動けるようになりたい方の、力になれればと思うのです。
表現も同じことでして、
動きも演技も、学者的な勉強は“それはそれ” として
どう具体的に身体に落とし込むか？
なんです。
学者よりも、実践者になりたい方に、
少しでも届けばと思います。
募集中
シアターX（カイ）本物の俳優修業シリーズ
【アートマイム塾】
来年６月のシアターXでの『国際舞台芸術祭（仮称）』への参加（グループ作品）
を目指してもらいます。４月から作品稽古になります。
ご参加お待ちしております。
公演
５月３１日 夜9時開演〜10時
『マイミクロスコープ
〜夜のアートマイム劇場〜』
※ 以前の作品『アンドロイド』の写真です。
ワークショップ
４月１３日
『声（音）を身体に響かせる』
４月１５日
『自分の音と呼吸に触れる』
４月２０日
『美しい脚と歩き方』
４月２３日
『刀の扱いから、
身体の使い方とエネルギーの伝わりを学ぶ』
４月２７日
『心と体がひとつになる呼吸
〜息をすることとの違いから心技体の一体化まで〜』
４月３０日
『呼吸と表現』
レッスン
Body,Mind&Spirit
本当の自分の身体は天才だ！
